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お手紙1 旭市・肥大型心筋症の方

お礼…大変お世話になりました
千葉障害年金相談センター
社会保険労務士渡辺事務所 御中
渡辺 様

樹々の新緑と梔子(クチナシ)の香る季節
膠原病で入院していた母が退院出来そうになった。さて、自分の問題だ…
4月に特定疾患の認定を受け、障害者手帳の申請を進めて3級程度の病状であった。
母が透析で障害者1級であり介護や食事また福祉用品など色々調べたが、 生活の糧に付いては年金であるので、調べてなかった… 病気の母は勿論…自分は此の先どうなるのだろう?
不安になると中古本を読みネットに依存する。
看病の合間や夜中や通院待ち時間など千葉と神奈川の二重生活中に1週間ほど調べると、
「障害年金」「障害基礎年金」と言う聞き慣れないキーワードを見出した。
幾つかの相談窓口の見つけてフリーコールを見つけた♪
病院に行くまで時間が有り、今日は体調も良い勇気を出して
「よし電話しよう!」
。。。。。長い呼び出しの末ゆったりとした女性の声スイマセン…心臓に障害が…
何級ですか?…申請中でして
ペースメーカーは?…いえ… では、ペースメーカー付けたら電話し下さい!」
ツーツーツー・・・
中略
初七日が終わり…ようやく蝉の鳴き声が耳に入ってきた…
自分を振り返る時間が出来た千葉に二つあったよな…
着手金0円
渡辺事務所に電話してみようか…ホームページの印象より
声の印象はソフトなトーンであった
「シャツのボタン止められますか…?タオルで体拭けますか……?」
左手のブロック注射麻酔による疼痛治療に用いられる手法で、
一定時間麻酔下の部位が麻痺する。
以前に治療経験があったので、この言葉を聞いて直ぐに感じた。
渡辺さんは、出来る!痛みの分かる人だ…と小一時間相談をしたのだ。
そして、霊前に手を合わせたヒグラシの音が響き渡る。
其れから1年か…始まる、受診記録から受診証明から
診断書の症状固定と現状と先生も忙しいから上手く噛み合わない
しかも、顔面痙攣の手術で入院書類が上がって、
渡辺さんは終始穏やかにアドバイスをしてくれる
しかし、あ〜先生…勘違いだ年が明けた…今年は雪が多い
前途多難か…(涙)

今度こそ先生お願いしますね…と念を押した
そして別件の肘部管の手術で入院。ようやく診断書関係は揃った。
今度は健康診断書記録だ。菓子折り持って担当に依頼する。
ツバキが咲くか腕が良くなるか以外と順調に回復してきた。
しかし、健康診断書が遅れた…現状の診断書の予約からやり直しだ。
恩師の講演会で千葉に用事が。
渡辺さんは快くスケジュールを合わせて下さり事務所を家内と訪問する。
こじまりしたシンプルなオフィス質実剛健と言う言葉がピンと来る。
早速病状伺いから申請書類の作成が始まる、
関連書類とヒヤリングでノートパソコンにブラインドタッチで書き進める…
百戦錬磨プロの仕事だなぁ感心する。クールビズの涼しげなシャツと
頭脳にかく汗は、視える人には見える。
時より見せる苦笑いが、官公庁への場数を踏んだスマイルだ。
事務所を出ると、やはり家内も感じていた。
誠実な姿のひた向きさは官公庁への対応や医師そして何より家族が安心出来る姿であった。
体調は悪いが、皆様にお陰で万事書類が揃った。出掛けられ無いので郵送する。
一周忌を終えて…1年を知る「今月中に申請しますと渡辺さんは連絡をくれた」
ちょうど命日近くだった…控えめな残暑に…またヒグラシが泣く
サービススタンダードは3ヶ月半、書類が届いた。来年ごろかな…?
貯金から自動融資に切り替わった。保険の満期が若干あるが11月、
色々あって丸一年の負債だ…しかし、以外にもその時は来た。
曼珠沙華咲く彼岸の季節年金証書が届いた。
目を皿のようして見ても、良く見えない飛蚊症か…目にゴミは入って無いが。
吸った事の無いほどに深く息を吸い込んだ…
途切れていたレールに背の高い草が生えていた。
きれぬ息を吐き出した時…その先に陽炎に揺らぐ長い線路が見えた!
そんな感じだ…例えるならば。家内と苦労したね…と
病気も悪く無いな…何故なら、有難い事が沢山あり、それに気付き幸せを感じる。
渡辺さんに連絡すると、控えめに良かったですと…支給の通知が来たら、またと。
秋桜の咲く季節
年金の受け取りと、控えの発送、報酬の支払いを済ませた。
そしてお詫びです。夏から、体調不良で現在抑うつ剤を服用して居り…ヤル気が出ない
言い訳がましいがお礼が遅くなり大変恐縮です…
それから、いろんな、100人以上のブログを1ヶ月読んで書いて、
少し文才温めました。少しでもお役に立てればと…
渡辺さんはピッタリ同世代です。ですが、生涯の人生の恩人です!
師走近づく日の出前冷える空気と暖かい布団の中、
ふっと回想しました。犬の遠吠えを聴きながら。

※ご本人からメールにて頂きました。

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