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うつ病、社交不安障害で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/障害者雇用で就労中)
傷病名: うつ病、社交不安障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

当センターのHPをご覧頂きご相談のメールを頂きました。
幼少時から対人コミュニケーションに困難が有り、長年自宅に引きこもった状態ということでした。
数ヶ月前から親族が入居する福祉施設で週に1回3時間程度、軽作業のアルバイトを始めたそうですが、数時間の外出でも心身ともに疲弊してしまい仕事のない日は自宅でぐったりしてしまうということでした。
また、電話や対面でのお話が困難ということで、初回無料相談までの間に面談で伺う内容を事前に書面にしてご自宅に送付しました。
回答を返送して頂き、面談当日は内容の最終確認だけで終了できるよう準備を進めました。
面談当日はお母様と一緒にご来所下さいました。
事前に頂いたアンケートの内容確認だけの予定でしたが、お母様から様々なご質問を頂いたり、ご相談者様の生育歴・現在の生活状況について詳細な説明があり、予定時間を大幅に延長する面談となりました。
その間もご相談者様は言葉少なく、お母様のお話の途中で体調が悪くなってしまうご状況でした。

相談から請求までのサポート

ご相談者様は初診から同じ病院に通院されており、初診日の証明書にあたる「受診状況等証明書」は省略することができました。
また、初診日から1年6ヶ月後の障害認定日当時は比較的体調が安定し通学できていたため、今現在の病状に関する診断書1枚で未来に向かっての年金受給を求める「事後重症請求」をすることになりました。
ご相談者様は面談の際も日常生活や就労中の困り事を簡潔に説明することが難しく、就労移行支援事業所の所長様が同席の上、フォローして下さいました。
ご相談者様のように、請求傷病が「広汎性発達障害(ICD-10コード F84)」の場合、「病歴就労状況等申立書」は生まれてから現在までの生育歴と病歴を全て記載する必要があります。
ご相談者様のように、生まれてから現在までの生育歴と病歴を簡潔に書類にまとめるのは難しいということで事務代行を承るケースも多々あります。
面談時に生育歴や日常生活での困りごとを細かくヒアリングし、「病歴就労状況等申立書」を作成しました。
自分の生育歴や病状、病歴を客観的に整理することが出来たと喜んで下さいました。

結果

広汎性発達障害で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

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