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病院を受診したことがなかったが中等度知的障害(中等度精神発達遅滞)で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/就労支援事業所)
傷病名:中等度知的障害(中等度精神発達遅滞)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約78万円受給)

相談時の相談者様の状況

過去に利用者さまの事務代行を承ったことがある就労移行支援事業所の相談員様からご相談を頂きました。
ご相談者様は中学校入学前に中等度精神発達遅滞で療育手帳を取得しており、特別支援学校卒業後は障害者雇用で就労していたそうです。
ご自身の判断で休憩を取ったり、作業ノルマの調整を願い出ることができないため重い荷物を扱う重労働を黙々と続けていたところ体を壊して退職に至ったそうです。
現在は軽作業での再就職を目指し就労移行支援事業に通所していますが、九九や漢字などの基礎学力不足やパソコンの操作ができないこともあり、障害者雇用であっても再就職には時間を要することが予想されているそうです。
また、同居しているご家族様はいるものの、日常生活における手助けが受けられない状況にあり行政の福祉担当者の介入が必須のご相談者様でした。
社会参加にはまだ時間が掛かりそうなため経済的な環境が整えられるよう障害年金のお手続きを希望されました。

相談から請求までのサポート

ご相談者様はご相談を頂いた時点で療育手帳の再判定を受けていませんでした。
本来、学童期に児童相談所で療育手帳を取得した方は18~20歳前後になるとこれまでの児童相談所ではなく各都道府県で指定された別の機関で再判定を受ける必要があります。
しかしながら、ご相談者様は再判定を受けていなかったため、再判定の予約を取るところからサポートを開始しました。
生育歴や日常生活のご状況に関して同居するご家族様にアンケートをお願いしましたがご協力頂くことができなかったため、ご本人様が覚えている限りの記憶や行政の福祉担当者様が把握している情報をご提供頂き再判定や病院受診の資料を作成しました。
最初にご相談を頂いてから療育手帳の再判定、病院受診など障害年金の手続きに必要な各種書類を取得するまで半年近くが掛かりましたが、行政の福祉担当者様や就労移行支援事業所の相談員様のご協力もあり、無事に手続きすることができました。

結果

中等度精神発達遅滞で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

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