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うつ病で障害厚生年金2級を取得、年間約145万円を受給できたケース

相談者

男性(40代/会社員)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級 (年間約145万円受給)

相談時の相談者様の状況

当センターのHPをご覧頂きご相談のお電話を頂きました。
ご相談者様は趣味のスポーツの影響で首に違和感を覚えるようになりました。
整骨院で施術を受けていましたが、痛みや痺れが手足に広がり仕事に支障をきたすようになったため整形外科を受診しました。
その後、数軒の病院を転々とし手術を実施しましたが、手術前より症状は悪化してしまいました。
また、何軒もの病院を転々とする中、思うように症状が改善しない不安感からうつ病も併発しました。
ご家族の勧めでうつ病についても精神科を受診し服薬や通院を続けていますが、根本原因である首の症状が改善しない中、精神症状も悪化しています。
現在はうつ病で仕事を休職していますが、復職の目処が立たず経済的な不安が大きいことから障害年金の受給を希望してご相談を頂きました。

相談から請求までのサポート

ご相談者様は、頚椎症、うつ病、共に初診の病院のカルテは残っていました。
それぞれの病院に初診日の証明書にあたる「受診状況等証明書」を作成して頂くよう依頼したところ、いずれの病院でも、ご家族含め本人以外の方からの作成依頼は受け付けることができず、必ずご本人の受診が必要ということでした。
通常、初診日の証明書に関しては委任状があれば第三者からの依頼に対応して頂ける病院がほとんどですが、今回のケースではいずれの病院もご本人様にご足労頂くこととなってしまいました。
ご相談者様に取得して頂いたうつ病の「受診状況等証明書」を確認したところ、事務的な不備があり医師による訂正が必要でした。
不備の訂正に関しては当センターによる代理依頼に対応して頂くことができました。
診断書の作成依頼に際しては、これまでの通院歴を時系列に沿って整理し参考資料を作成しました。
ご相談者様は「頚椎症」、「うつ病」それぞれについて複数の病院を転々としており、記憶が定かではない部分が多くありました。
また、「うつ病」の影響で物事を時系列に沿って端的に説明することが困難な状態だったため、電話や郵便で通院歴や日常生活上の不自由具合の聞き取りを繰り返し行い、資料の添削を進めていきました。
「病歴就労状況等申立書」については「頚椎症」、「うつ病」それぞれについて、各症状が混在しないよう細心の注意を払いながら作成しました。
しかし、医師が作成した頚椎症の診断書を拝見したところ、頸部の可動域や筋力の低下具合は全て正常値の範囲内でした。
ご本人様と相談した上で今回は「頚椎症」でのお手続きは見送り「うつ病」単独でお手続きすることにしました。

結果

うつ病で障害厚生年金2級を取得、年間約145万円を受給できました。

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