広汎性発達障害で障害基礎年金２級の更新が決定、年間約７８万円を継続受給できたケース

相談者

女性（２０代／障害者雇用で就労中）
傷病名：広汎性発達障害
更新決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級

相談時の相談者様の状況

当センターの所長が勉強会講師を務めさせて頂いた就労移行支援事業所の所長様よりご相談を頂きました。
既に障害基礎年金２級を受給中の卒業生（障害者雇用で定着支援中）の方が、更新の手続きに不安があり事務代行を依頼したいということでした。
当センターの相談員が就労移行支援事業所までお伺いし、就業後のご相談者様と面談させて頂きました。

相談から請求までのサポート

ご相談者様は長年診察して頂いている主治医とは相性が良いものの、診察の際に日常生活や就労中の困り事を簡潔に説明することが難しい状況でした。
話が長引いてしまうと焦燥感からパニックになってしまい、何事も「大丈夫です」と伝えてしまう傾向が強くありました。
診断書作成依頼の際には就労先で受けている配慮の具体例、日常生活の困りごとなどをまとめた参考資料を添付しました。
日頃の診察時には伝えきれていなかった事柄を主治医に知って頂くことができたと非常に喜んで下さいました。
また、職場では強度の不安、対人コミュニケーションの困難さ、過集中、注意力散漫など様々な症状により、きめ細やかな定着支援を受けながらようやく就労が継続できている状態でした。
更新のお手続きに際しては、本来「病歴就労状況等申立書」のような添付資料は不要ですが、今回のお手続きでは前回の更新から現時点までのご病気の経過や就労先が変わったこと、現時点の日常生活の困りごとをまとめて参考資料を添付提出しました。

結果

広汎性発達障害で障害基礎年金２級を更新が決定、年間約７８万円を継続受給できました。

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