電話面談で事務代行を承り、反復性うつ病性障害で障害基礎年金2級を取得、さかのぼりで約250万円を受給できたケース
相談者
女性(30代/無職)
傷病名:うつ病
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級 (年間約130万円受給)
相談時の相談者様の状況
当センターのホームページをご覧いたご主人様からメールでご相談を頂きました。
ご相談者様はお子さんが発達障害と診断され家族全員で協力しながら療育に励んでいました。
お子さんが入学して最初の夏休みを迎えたタイミングでこれまで張り詰めていた緊張の糸が一気に緩んだように体が動かなくなりました。
疲れが溜まったせいだろうと考えしばらく様子を見ていましたが体調が改善しないため病院を受診したところうつ病と診断されました。
ご主人様やご実家の手助けを受けながら治療を継続していますが、日常生活や学校行事への参加や滞っている状態です。
経済的な不安を軽減し各種福祉サービスを利用しながら育児やご自身の治療に専念できる環境を整えたいと希望されました。
相談から請求までのサポート
新型コロナウィルスの感染予防の観点からお子さん同伴での面談が承れなかったため、対面での面談は行わず電話相談とメールのやりとりで事務代行を承りました。
事務的なやり取りは全てご主人様が代理で対応して下さいました。
ご相談者様は初診日から現在まで同じ病院に通院していたため初診日の証明書に当たる「受診状況等証明書」を省略することができました。
初診日から1年6ヶ月を経過した障害認定日(障害状態の審査基準日)から1年以上を経過していました。
障害認定日当時の診断書と現在の診断書、合計2枚で過去にさかのぼって年金の受給を求めるお手続きを行うことになりました。
ご本人様は、自分の思いや困りごとを頭の中で整理し、要約して説明することが難しい状態のため、診察の際、医師に病状を上手く説明できていないことに大きな不安を抱えていました。
またご主人様も診察に同席する際、医師の診察時間が非常に短く奥様の病状を的確に伝えきれていないと考えていました。
お電話や郵便で発病から現在までの経過を時系列に沿って伺いました。
また、衣食住に関する困り事の具体的なエピソードをヒアリングし、「病歴就労状況等申立書」や医師に病状説明をする際の参考資料を代理作成しました。
診断書のためだけではなく、自分の頭の中で整理できていなかった困りごとや病歴を客観的に整理することが出来たと喜んで下さいました。
結果
うつ病で障害基礎年金2級を取得、さかのぼりで約250万円を受給できました。
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