双極性障害で障害厚生年金2級を取得、年間約164万円を受給できたケース
相談者
女性(50代/無職)
傷病名:双極性障害
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級 (年間約164万円受給)
相談時の相談者様の状況
職場で過呼吸発作が頻発するようになり、当初は外科や呼吸器内科に通院されていました。
しかし精神的に不安定になったことから精神科を受診、以降現在まで20年以上に渡り医療機関を継続受診されていますが、なかなか病状の改善にはつながらず自宅療養を続けています。
事前にカルテの内容なども確認をされていましたが、ご家族より初診日をどう捉えていいか分からないとメールで相談いただき、無料相談へお越しいただきました。
相談から請求までのサポート
ご家族が調べていただいた内容から、外科にはカルテが残っていないこと、呼吸器内科ではカルテがあること、またその中に外科で抗不安薬が処方されていたとの記載があることが分かりました。
障害年金における初診日とは精神科を受診した日や確定診断を受けた日ではなく、精神的症状で初めて医療機関を受診した日と考えます。
この方の場合、外科で抗不安薬を処方されていたため、外科が初診であると考えました。
カルテはありませんが、2番目に受診した医療機関のカルテにいつ頃外科を受診したかの記載が残っていたことから初診日の証明になると判断し手続きを進めました。
現在の診断書を依頼する際には、事前にご家族様・ご本人様から伺った日常生活状況を参考資料としてまとめ、診断書に添付しました。
ご家族様からも状況をお伝えいただいたためか、実態に合った診断書を作成いただくことができました。
結果
双極性障害で障害厚生年金2級を取得、年間約164万円を受給できました。
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