うつ病(反復性うつ病性障害)で障害厚生年金2級を取得、年間約127万円を受給できたケース
相談者
男性(50代/無職)
傷病名:うつ病(反復性うつ病性障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
相談時の相談者様の状況
ご相談者様は既に他の社労士の先生に障害年金の事務代行を依頼中でしたが、初診日の証明ができずに手続きが止まり困っているとのことでした。
ご事情をお伺いしたところ、ご相談者様は初診から現在まで20年以上同じ病院に通院されていますが、病院の規定により通院中の患者であっても5年を経過したカルテは破棄しているとのことでした。
発病からの経緯を詳細に伺ったところ、初診から15年以上診察して頂いた主治医が現在、近隣の市で開業しているということでした。
元主治医の先生に第三者証明をご協力頂いてはどうかとアドバイスしたところ、現在事務代行を依頼している社労士の先生との契約をキャンセルして当センターでの事務代行を希望されました。
相談から請求までのサポート
ご相談者様は勤務中のトラブルにより、閉所に閉じ込められパニック発作を起こしたことが発症のきっかけでした。
以降、各駅停車以外の電車に乗ることができなくなったため当センターの千葉事務所までお越し頂くことが困難なご状況でした。
相談員がご相談者様の最寄り駅までお伺いし面談をさせて頂きました。
ご相談者様のケースでは、初診日から1年6ヶ月後の障害認定日当時のカルテが破棄されていることから、現在のご病状についての診断書1枚のみでお手続きをする「事後重症請求」を行うことでご了承頂きました。
また、平成27年10月の通達により初診時の受診状況については当時を直接知る医療従事者に第三者証明書を作成して頂く事ができればお手続きが可能になったことをご説明し、初診日の証明書の準備を進めることになりました。
当センターの相談員が元主治医の開業先クリニックを訪問し、第三者証明書にご協力頂けるよう依頼しました。
サンプル文書をお渡しし、先生のご記憶と相違がないかを慎重に精査して頂き、第三者証明書にご協力頂くことができました。
また、現在の日常生活上の困りごとを詳しくヒアリングし、診断書作成依頼時の参考資料を作成しました。
ご相談者様は不安感、焦燥感が非常に強く、ご相談から受給決定までの期間1日何回もお電話やメールでの連絡を必要とされる方でした。
ご相談者様の中には同じように頻繁なメールやお電話を希望される方もいらっしゃいます。
当センターの営業時間内で可能な限り対応させて頂きますが、営業時間外に頂いたお電話やメールへのお返事は翌営業日以降の対応とさせて頂いております。
結果
障害厚生年金2級を取得、年間約127万円を受給しました。
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