うつ病、自閉スペクトラム症で障害認定日・障害厚生年金3級、事後重症・障害厚生年金2級を取得し年間約160万円を受給したケース
相談者
男性(40代/無職)
傷病名:うつ病、自閉スペクトラム症
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級(認定日)、2級(事後重症)
5年遡及額:約400万円
相談時の相談者様の状況
ご相談者様は長年技術職として勤務し多忙な日々を送っていましたが、異動先で休日出勤や長時間の残業が常態化しました。
人間関係のストレスも重なり、うつ病を発症しました。
当初、通院を継続していましたが、休職期間満了に伴い退職。
再就職が決まらずに妻と別居、離婚に至ったことで自暴自棄になりました。
通院への意欲も無くなり自己判断で病院受診を中止し自宅に引きこもるようになりました。
何とか社会復帰を図りたいという思いから、障害年金の受給を希望してご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
ご相談者様の初診の病院はすでにカルテが破棄されていましたが、受付簿が保管されており、コピーを提供して頂くことができました。
受付簿には精神科であること、ご相談者様の氏名、ご住所、初診年月日が網羅されており、「受診状況等証明書を添付できない申立書」を使用して初診日の証明書に代えることができました。
初診から1年6ヶ月後の「障害認定日」当時の病院にはカルテが保管されており、当時の診断書を作成して頂くことができました。
また、ご相談者様はご相談時点で病院受診をしていなかったため、ご自宅から通院可能な範囲の精神科を数件ご案内させて頂きました。
当センターでは特定の医療機関と提携はしていませんが、過去の実績から通院先の候補をお伝えすることがあります。
その中から医師との相性や通院の利便性を考慮し、ご相談者様に通院先を選択して頂いております。
障害認定日当時の病院、現在の通院先、いずれも診断書作成依頼に際し、ご病状や日常生活の困り事などをまとめた参考資料を作成、添付しました。
診断書作成のためだけでなく、ご自身の病状把握や今後の治療の参考になると喜んで頂く事ができました。
結果
うつ病、自閉スペクトラム症で障害厚生年金3級(認定日:年額約80万円)、2級(事後重症:年額約160万円)、5年間の遡及で約400万円を受給しました。
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