アスペルガー障害で障害共済年金３級を取得、年間約６８万円を受給できたケース

相談者

男性（２０代／無職）
傷病名：アスペルガー障害
決定した年金種類と等級：障害共済年金３級
年間支給額：　約　６８万円

相談時の相談者様の状況

幼児期はおとなしく目立たないひとりで遊ぶことの多い子どもでした。
好きなことは集中して勉強できたため、大学院まで進み学んでいましたが周りの人とコミュニケーションを取ることが難しかったため公務員試験を受けて就職します。
念願の公務員にはなったものの、窓口対応がうまくできず叱責されることが多くまたスピードを要求される仕事にも対応できませんでした。
次第に気分が落ち込み夜中に奇声を上げるなどの異常行動が現れ始め精神科を受診。
検査で発達障害が判明し発達障害者支援センターに通い復職を目指しましたが職場からコミュニケーションスキルが無いことを理由に退職勧告を受け退職することになりました。
現在は就労支援施設で研修を受け、障害者枠での就労を目指しています。

相談から請求までのサポート

面談時のご状況や医師の診断書を見る限り、典型的なアスペルガーの症状でしたが、診断書裏面の日常生活能力の程度が（２）に〇をつけられていたため３級認定も難しいご状態でした。
診断書で不足している部分を補うべく、病歴就労状況等申立書と日常生活に関する補足資料は詳細に作成しました。これが功を奏したのか、無事に3級認定されることができました。
その後、障害者枠での就労も決まり、仕事をしながら障害年金も受給するという最良の結果となりました。

結 果

障害共済年金３級を取得、年間約６８万円を受給しました。

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