アスペルガー症候群で障害基礎年金２級を取得、年間約７７万円を受給できたケース

相談者

男性（３０代／無職） 傷病名：アスペルガー症候群 決定した年金種類と等級：障害基礎年金２級 年間支給額：約７７万円

相談時の相談者様の状況

小さいときから物事に対するこだわりが強く、学生時代も周囲に馴染めませんでした。
高校卒業後アルバイトをしますが、こだわりが強く周囲とコミュニケーションが取れないため孤立してしまうといったことが続き、長く働くことができません。
次第に落ち込みがちになり、心身ともに疲れて部屋に引きこもって過ごすようになってしましました。
精神科のクリニックを受診したところアスペルガー症候群と診断されました。
就労支援A型で就業を試みましたがなかなかうまくいかない状態で、結局続けることができませんでした。

相談から請求までのサポート

一度ご自分で請求手続きを行ないましたが不支給となりました。
その時の診断書を拝見しましたが、実態よりも軽度の内容であると思いました。
ご本人は障害年金が不支給であることに加えて、障害者枠での就労も続かなかったことから精神的にかなり落ち込んでいるご様子です。
そのため、こちらで請求手続きを行なうにあたり、まずは日常生活や目立った症状について書類化し、医師に現状を正確にお伝えするところから始めました。
その後医師から社労士（渡辺）宛に電話があり、本人の状態をどのように診断書に反映させればよいかについてじっくりと話し合うことができました。
その甲斐あってか、今度は実態にあった内容の診断書を記載いただくことができ、無事２級認定を受けることができました。

結果

障害基礎年金2級を取得、年間約７７万円を受給しました。

最後に

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