外傷性ストレス障害、うつ病エピソードで障害厚生年金２級を取得、年間約１３０万円を受給できたケース

相談者

女性（３０代／無職）
傷病名：外傷性ストレス障害、中等度うつ病エピソード
決定した年金種類と等級：障害厚生年金２級
支給月から更新月までの支給総額：約２００万円

相談時の相談者様の状況

初めは劇症型心筋炎で救急搬送されました。
生死の淵を彷徨った精神的なショックで治療中からパニック発作を起こすように。
主治医の判断で同じ病院のメンタルヘルス科を受診したところ外傷性ストレス障害と診断されました。
心筋炎の治療と並行してメンタルヘルス科での治療を始めましたが、フラッシュバックやパニック発作に悩まされ精神的な症状は悪化する一方でした。
現在は外傷性ストレス障害に加えうつ病の診断も受けたため、定期的に通院し投薬治療を続けています。

相談から請求までのサポート

ご相談にいらした当初、医師から診断名として伝えられていたのは「外傷性ストレス障害（ＰＴＳＤ）」でした。
しかし、処方されているお薬や症状についての細かなエピソードをお伺いするうち、抑うつ状態が重く日常生活に支障をきたしていることが分かりました。
医師に、抑うつ症状についての診断書を作成して頂けるか確認したところ、中等度うつ病エピソードに該当するという回答を頂き、申請を進めることになりました。
また、劇症型心筋炎から精神疾患を発症したため、初診日を確定する作業が難航しました。
日本年金機構から返戻もありましたが、結果的には入院中、循環器内科の主治医の勧めで同じ病院内のメンタルヘルス科のカウンセリングを受けた日が初診日として認められました。

結　果

障害厚生年金２級を取得、年間約１３０万円を受給しました。
体調がすぐれず正社員からパート職員に降格しなければならないご状態でしたので、経済的な支援を受けられることでホッとされているご様子でした。

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