ADHDとうつ病が併発し、障害厚生年金２級を取得、年間約１２０万円を受給できたケース

女性（３０代／無職）傷病名：うつ病　注意欠陥多動性障害決定した年金種類と等級：障害厚生年金２級支給月から更新月までの支給総額：　約２４０万円

　小さな頃から不器用で、コミュニケーション能力が低い為よくいじめにあっていました。大学卒業後事務職につきますが、仕事が遅く、ミスも多いため上司から叱責されることが多く、同僚からも疎まれてしまいます。こうした状況の中で自信を失くし、うつ状態になり受診しました。

その後も職場を転々としますが、事務処理能力とコミュニケーション能力の低さから解雇されることが続きました。

現在も重いうつ症状に悩まされながら治療を続けています。

私立有名女子大を卒業し、難関の国家資格試験にも合格するなど、一見すると何の障害もないように見えましたが、職歴を見ると非常に転職が多く、どこの職場も長続きしていないことがわかりました。

もともとはＡＤＨＤの傾向が強かったのですが、それによる社会的不適応からうつ病になりました。

病歴・就労状況等申立書の作成にあたっては、幼少期から小中学校、高校、大学、社会人とそれぞれの段階でどのような問題や支障があったかについて詳細にまとめておきました。

　障害厚生年金２級を取得、年間約１２０万円を受給しました。

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