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統合失調症で障害基礎年金2級を取得、さかのぼりで約390万円を受給できたケース

相談者

女性(60代/無職)
傷病名:統合失調症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
遡及額:約390万円

相談時の相談者様の状況

ご相談者様は10代の頃、同級生からイジメを受けたことを機に自宅に引きこもり傾向となりました。
その後、幻聴、幻覚の症状を訴えるようになり、成人後に病院を初めて受診しました。
それから30年以上、同じ病院に通院しながらパートタイムのお仕事をする時期もありましたが病状は改善しませんでした。
60歳を過ぎてお兄様が障害年金の制度を初めて知り、ご相談にいらっしゃいました。

相談から請求までのサポート

ご相談者様に代わってご両親が初診日前から国民年金保険料(1号)を定額納付されておりました。
病院も同じ主治医に30年以上診察して頂いていました。
以上のご状況を踏まえ、遡及請求のある認定日請求を行いました。
30年以上前の認定日当時の障害等級も無事に認められ、時効の成立していない5年間分の障害年金を遡及で受給することが出来ました。
また、障害認定日当時に遡って国民年金保険料の法定免除が適用されたため、支払い済みの国民年金保険料約30年分が一括還付されることとなりました。
平成26年4月以降の国民年金保険料については、ご家族でご相談された上で再度後納のお手続きをされたそうです。

結果

統合失調症で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

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