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持続性妄想性障害、強迫性障害で障害基礎年金1級を取得、年間約98万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/無職)
傷病名:持続性妄想性障害・強迫性障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約300万円

相談時の相談者様の状況

 ご本人様が外出できない状況のためお母様の代理相談にいらっしゃいました。
幼少時から優秀な成績を修め、ご家族・親戚からも将来を期待されていましたが、就職活動時に自尊心を酷く傷付けられるような圧迫面接を受けられたそうです。自信喪失状態に陥り、以降、自宅に引きこもる状態が続いていました。お父様がご病気で急死されたことを機に将来への不安が切実になったお母様より、障害年金の申請についてご相談を頂きました。

相談から請求までのサポート

 ご本人様の病識が薄く、自宅で引きこもるようになってから初めて医療機関を受診するまでに6年間の空白期間が有りました。ご両親の説得で病院を受診した際も、医師の診察に納得がいかず、一度の受診で通院・服薬を拒否してしまいました。その後再び5年間自宅に引きこもる状態が続き、医療機関の受診には至りませんでした。
お父様がご病気で急死されたことを機に将来への不安が切実になったお母様が、往診可能なクリニックを探して自宅での診察を手配されました。持続性妄想性障害・強迫性障害と診断され、定期的に往診による診察を受けることになりました。症状が重症であったため、医師は診断書の記載に非常に協力的でしたが、初診時の病院についてお母様のご記憶が定かではなく、名称もうろ覚えでした。病院を特定することとカルテが残っているかが一番の課題でした。幸運にも病院が特定でき、当時のカルテが保存されていることも分かりました。受診状況等証明書を正確にご記入頂けたことが今回の受給につながった要因です。

結 果

障害年金1級を取得、年間約98万円を受給しました。

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