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脊髄髄内腫瘍で障害厚生年金をさかのぼり3級、事後重症2級で取得し、さかのぼり分約470万円、事後重症分年間約195万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/無職)
傷病名:脊髄髄内腫瘍
決定した年金種類と等級:さかのぼりで障害厚生年金3級、事後重症分で障害厚生年金2級 (年間約195万円受給)

相談時の相談者様の状況

ご相談者様は7年程前に右手が軽く痺れるようになったことをきっかけに自宅近くの整形外科を受診しました。
検査の結果、首の神経が原因で症状が出ているのではないかと説明を受け、リハビリを継続しましたが、症状が改善せず転院することになりました。
転院先の病院で精査を行ったところ、やはり首に影が認められたため大学病院を紹介されました。
転院先の大学病院で精査や入院治療を行いましたが病名が特定できず、別の大学病院に転院することになりました。
4軒目に受診した大学病院でようやく脊髄髄内腫瘍であることが判明し、腫瘍摘出の手術を受けましたが、全ての腫瘍を取りきることができなかったものの、良性の腫瘍だったためその後は経過観察を継続しています。
症状は悪化傾向で手足の麻痺、排泄障害などの症状が進行しています。
ご相談者様は接客業に従事していましたが、安全保持ができないことから勤務先の配慮で障害者雇用に転換し事務職に従事しています。
小さなお子様のいるため経済的な不安を軽減するため障害年金のお手続きを希望されました。

相談から請求までのサポート

初回無料相談は定期的に開催している出張相談会にお越し頂きました。
歩行が不安定で転倒の危険が高いため長時間の外出時には杖が必要なご状況でした。
筋力低下もあり、荷物を手に持つことができないため外出時にはリュックが必須とのことでした。
初回無料相談前にある程度ご自身でお手続きの準備を進めていたものの、ご自身で全ての書類を用意することは難しいということで事務代行を承ることになりました。
ご相談頂いた時点で主治医に診断書作成の診察予約を取っており、受診日が10日後に迫っていました。
初診病院の受診状況等証明書(初診日の証明書)と診断書の作成依頼準備を大至急で進めました。
また、診断書作成を依頼する主治医は非常に有名な医師で書類作成に非常に時間が掛かる傾向が強いと伺ったため、日常生活の支障具合や受診歴をまとめた資料を作成しました。
準備期間が限られていましたが無事に受診日までに全ての書類が揃い、診断書を依頼することができました。
先生のご協力もあり予想よりもスムーズに診断書2通が完成しましたが、記入必須欄の不備が多々あり訂正依頼をしなくてはなりませんでした。
最初の書類作成依頼から2ヶ月近く時間は掛かりましたが病院の医事課の方のご協力もあり、無事に診断書の不備が補正されました。
各種書類の準備や「病歴就労状況等申立書」の作成、病院との訂正依頼のやり取りなど事務代行により負担なくお手続きができたと喜んで下さいました。

結果

脊髄髄内腫瘍で障害厚生年金をさかのぼり3級、事後重症2級で取得し、さかのぼり分約470万円、事後重症分年間約195万円を受給できました。

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