交通事故による右上肢機能全廃で障害厚生年金2級を取得、年間約115万円を受給できたケース
相談者
男性(20代/会社員)
傷病名:交通事故による右上肢機能全廃
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの支給総額:約373万円
相談時の相談者様の状況
ご相談者様は外出が困難な状態のため、お母様が代理でご来所下さいました。
ご相談者様は通勤途中で交通事故に遭い、右上肢機能全廃の障害状態となりました。
度重なる手術やリハビリを継続するも右上肢機能の回復は難しい状況でした。
技能職で勤務をしていたため利き手が使えない状態での職場復帰は難しく、障害者雇用での社会復帰も検討しているとのことでした。
相談から請求までのサポート
ご相談者様は救急搬送された病院、手術を実施した病院、リハビリを受ける病院と複数の病院を同時に継続受診されており、どこの病院に診断書を作成して頂くのが妥当か?ということからサポートさせて頂きました。
また、お母様によるとご相談者様は診察の際、医師の質問に何でも「できます。大丈夫です。」と答えてしまう傾向があり、診断書が実際の症状よりも軽く作成されてしまうのではないか?と心配されていました。
日常生活の具体的な支障についてお母様から細かくお話を伺い、診断書の参考資料を作成しました。
診断書の作成を依頼した際も医師の問診に、「できます。大丈夫です。」と答えたそうですが、ご本人の自尊心やリハビリに対するモチベーションを損なわないためにも、その場では否定せずに退席されたそうです。
診断書の作成に関しては「同居する家族の視点から見た状況を添付資料にまとめてあります。そちらを参考にして下さい。」と念を押して依頼したところ、実際の症状に即した診断書を記載して頂くことができました。
結果
障害厚生年金2級を取得、年間約115万円を受給しました。
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