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頚椎後縦靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(50代/無職)
傷病名:頚椎後縦靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

ご相談者様は首や腰の痛みを訴え地元の整形外科を受診したところ、難病の頚椎後縦靭帯骨化症および腰部脊柱管狭窄症と診断されました。
既に手術が必要な状態まで悪化していると説明を受け、都内の大学病院で骨化部分の切除とボルトによる頚椎固定術を実施しました。
入院中に頸部のボルト移植部分が感染症を起こし、やむなくボルトを除去する再手術を受けました。
退院後は首の可動域の著しい制限、歩行困難、筋力低下により肉体労働の職場への復帰は不可能となりました。
その後、障害者枠での就職活動を続けていましたが、障害者枠の求人は未経験の事務職が多く難航していました。
経済的な環境を整えたいとのお気持ちで障害年金の受給を希望されました。

相談から請求までのサポート

ご相談者様は改善を期待して受けた手術の後、感染症によりインプラントを除去することになり、精神的な憤りや手術を執刀した医師への不信感が非常に強い印象を受けました。
本来であれば手術を実施した大学病院の医師に診断書作成を依頼するのがスムーズな方法ですが、ご相談者様のお気持ちを考慮しました。
ご相談者様は大学病院での経過観察と併行し、初診の整形外科でリハビリに励んでいたため、初診の整形外科の医師に診断書を依頼することにしました。
医師は障害年金の診断書記載は不慣れなご様子で、最初に受け取った診断書の内容には必要事項の不備が多くありました。
病院医事課のご担当者様と当センターで不備訂正のやり取りを行いました。
また、骨化状態が判断できる初診時、ボルト移植が判断できる手術直後およびボルト除去後の最新のレントゲン写真3枚をご提供頂き、初診時から障害認定日までの経緯を客観的資料で証明しました。

結果

頚椎後縦靭帯骨化症、腰部脊柱管狭窄症で障害基礎年金2級を取得、年額約78万円を受給しました。

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