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チック症候群で障害基礎年金2級を取得、総額440万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/無職)
傷病名:チック障害(トゥレット症候群)
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
5年遡及額: 約440万円

相談時の相談者様の状況

 6歳の頃から激しいまばたき、首ふり、口すぼめ、肩上げなどの動作が突発的、無意識に現れるようになりました。

医療機関を受診しますが原因がわからないため病院を転々とし4件目の病院でチック障害と診断されました。MRIと脳波の検査を受けましたが異常がみられませんでした。その後も何件か病院を転院しながら治療をつづけますがチック症状は悪化していき「アー」とか「ウー」などの奇声を発することが多くなっていきます。精神科を受診したところトゥレット症候群と診断されました。

その後の脳膿瘍を発症し右半身に麻痺が生じてしまったことでうつ症状も現れ、部屋に閉じこもった日々が続いています。

相談から請求までのサポート

 相談には母親が来られました。子供の頃からチック障害のためいろいろな病院を転々としてきましたが、改善することなく今日に至っております。
 手続きを進めるにあたっては、6歳の頃からの通院歴をまとめるのにとても苦労しました。母親も長年の苦労でうつ状態になっておりご体調が万全ではありませんでしたが、いろいろとご協力いただき、しっかりとした病歴・就労状況等申立書が出来上がりました。
 障害認定日と現在の診断書はそれぞれ別の病院でしたが、いずれもきめ細かく記載いただきとても感謝しております。

 

結果

 障害基礎年金2級を取得、年間約77万円5年間の遡りで約440万円を受給しました。

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