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人工透析(慢性腎不全)で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円をできたケース

相談者

男性(40代/会社員)
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約280万円

相談時の相談者様の状況

 16歳の時に交通事故に遭い、手術時の検査で蛋白尿を指摘されました。
その後自覚症状がなかったためそのまま日常生活を送っていましたが12年後に腎臓の結石を除去する手術を受けた際にも腎機能低下を指摘されました。
時々倦怠感を感じることはありましたが病院を受診することもなく7年経過。
突然めまいと鼻血がとまらなくなり受診。慢性腎不全と診断されました。病状が次第に進行していったため現在は週3回1回6時間の人工透析を受けています。
 

相談から請求までのサポート

 当初は腎結石を指摘された病院が初診日と思い受診状況等証明書を提出しましたが、慢性腎不全との因果関係が認められませんでした。
年金保険料未納の期間が長いため、納付条件を問われない20歳前障害しかないと思い、16歳で検査を受けた日を初診日として進めることにしました。
病院は存在しましたがカルテはすでに廃棄されており、初診日の証明書(受診状況等証明書)の発行は不可能です。
そのため当時を知る友人2名に第三者申立書をお願いしました。
果たして認めてもらえるかどうか不安でしたが、無事に初診日として認定されることができました。
ご本人は経済的にとても苦しい状況で、将来に対する不安がとても強かったのですが、「障害年金をもらえることにより希望がもてました」ととてもうれしそうに語ってくれました。

結 果

障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給しました。

 

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