脳出血(高次脳機能障害)で障害厚生年金2級を取得、年間約214万円を受給できたケース
相談者
男性(60代/会社員)
傷病名:脳出血(高次脳機能障害)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級 (年間約214万円受給)
相談時の相談者様の状況
資格や長年の経験を活かし会社を立ち上げ、代表取締役として就労されていました。
しかし突然脳出血を発症し、リハビリにより肢体障害はほとんど残らなかったものの、高次脳機能障害が顕著に現れ始めました。
以前できていたことが全くできなくなり、突如激高するなど感情コントロールも困難となってしまいました。
知人や友人の助けを得てなんとか会社を存続させてはいますが、業務を行うことは一切できず、自宅療養する日々が続いています。
ご本人様は手続きを行うことのできない状態だったため、社会保険労務士の先生を通じて、知人の方からご相談いただきました。
相談から請求までのサポート
ご相談時点では初診日から1年6カ月を経過していませんでしたが、障害認定日を迎えた後迅速に手続きができるよう、あらかじめ受診状況等証明書を代理取得しました。
障害認定日を迎え、診断書の依頼を行おうとした矢先、ご本人様が交通事故に遭われ入院されたため、一度お手続きが中断してしまいました。
障害認定日から3カ月以内の診断書が取得できなければ、事後重症請求となってしまいます。
ご本人様は入院を余儀なくされましたが、幸い2カ月で退院することができ、無事に障害認定日の診断書を取得することができました。
また、会社には在籍中でしたが就労できない状態だったため、在籍していることだけに注目されないよう、会社の事務手続きを担当している社会保険労務士の先生に意見書を作成いただき、提出時に添付しました。
結果
脳出血(高次脳機能障害)で障害厚生年金2級を取得、年間約214万円を受給できました。
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