人工肛門(痔瘻)で障害厚生年金3級を取得、年間約62万円を受給できたケース
相談者
男性(30代/無職)
傷病名:痔瘻
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
支給月から更新月までの支給総額:約155万円
相談時の相談者様の状況
下痢が激しく、肛門周囲の違和感があったため受診しました。
その後しばらく受診はされていませんでしたが、職場の変更により新たな病院の消化器科を受診。
肛門周囲膿傷及び痔瘻を繰り返していたため手術を受けましたが、症状緩和の可能性は見いだせませんでした。
薬物治療を行いましたが改善せず、人工肛門造設の手術を受けた後も経過観察のため定期的な受診が必要となっています。
相談から請求までのサポート
過去に直腸がんにより人工肛門造設をされた方の受給事例はありますが、痔瘻による相談は初めてです。
さっそく障害認定基準を調べたところ、病名にかかわらず人工肛門を造設した場合は3級ということがわかりました。
初診の病院は7年前に一度受診しただけという状況でしたので、受診状況等証明書を記載いただけるかどうか不安でしたが、幸いにもカルテが保存されており記載いただくことができました。初診日は間違いなく厚生年金加入期間中でしたので、以後の手続きはスムーズに進めることができました。
結果
障害厚生年金3級を取得、年間約62万円を受給しました。
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