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開放隅角緑内障で障害厚生年金2級を取得、総額約370万円を受給できたケース

相談者

男性(50代/会社員)
傷病名:開放隅角緑内障
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
2年間の遡及総額: 約370万円

相談時の相談者様の状況

物が見えにくい、文字や対象物を見落とす、人や物によくぶつかるといった症状が徐々に現れました。
目に白い膜と光、黒い点が走っていました。このため眼科を受診。
開放隅角緑内障と診断され定期的に通院し点眼薬の治療を続けることになりました。
会社では安全の確保のための配慮があり、事務の仕事に異動してくれたため、なんとか仕事を続けることができています。

相談から請求までのサポート

 面談時にお聞きした症状や障害の程度はまさに2級相当であり、3年前の初診日(厚生年金加入中)と年金保険料の納付要件にも問題なく、比較的スムーズに進むかと思いました。
 ところが、出来上がった診断書の手術歴の欄には、20年前に網膜の手術を受けているという記載がされておりました。
審査により初診日が20年以上前に変わってしまうと、受診状況等証明書(初診日の証明書)を再度取り寄せたうえで年金保険料納付要件の再確認もしなければなりません。その当時は国民年金加入中のため、受給額も変わってしまいます。
審査期間中、ご本人はとても不安なご様子でしたが、結局のところ、初診日は当初の3年前と認定され、無事に障害厚生年金2級に認定されました。
20年前の手術後も日常生活や就労に特に支障なく10数年経過していたことから、社会的治癒が認められ、緑内障は別個の障害と判断されたものと思います。

結 果

障害厚生年金2級(年間支給額約160万円)を取得、2年間の遡りで約370万円を受給しました。

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