人工弁(大動脈弁・僧帽弁置換術後)で障害厚生3級を取得、年間約63万円を受給できたケース
相談者
男性(50代/会社員)
傷病名:大動脈弁・僧帽弁置換術後
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級(年間約63万円)
相談時の相談者様の状況
感染性心内膜炎から人工弁置換術を受けました。
この方は術後の経過が良好で、問題なく職場復帰もされていましたが、人工弁置換により障害年金を受給できることを知り、ご相談いただきました。
相談から請求までのサポート
人工弁置換術を受けた方はそれだけで障害年金の3級に該当するため、問題なく受給できると判断しました。
人工臓器増設のように初診日から1年6ヶ月以内に設置している場合には、手術日を明記いただくことで診断書1枚で認定日請求が可能となます。
人工弁の置換は約10年前でしたが、初診日から1年6ヶ月以内に手術を受けていたため認定日請求が可能だと判断し、診断書1枚での認定日請求を進めることにしました。
しかし初診の病院、及びその次の病院では既にカルテが破棄されており、初診日証明が困難だと思われました。
そこで、診断書作成病院で過去の紹介状などが保管されているか確認いただいたところ、初診病院及びその次の病院それぞれからの紹介状が保管されており、初診証明とすることができました。
結果
人工弁(大動脈弁・僧帽弁置換術後)で障害厚生3級を取得、年間約63万円、さかのぼりで350万円を受給できました。
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