人工血管(急性大動脈解離)で障害厚生年金3級を取得、総額約238万円を受給できたケース
相談者
男性(50代/無職) 傷病名:急性大動脈解離 決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級 2年遡及金額:約238万円
相談時の相談者様の状況
自宅で就寝中、呼吸困難、胸部激痛とともに左上下肢に麻痺があったため、救急搬送されました。
検査の結果、右大脳半球多発脳梗塞と診断されます。
その後、行大動脈起始部から左総腸骨動脈におよぶ解離を指摘され、人工血管置換術を受けました。
その際、脳梗塞も合併発症し、左片麻痺となりました。
リハビリテーションを受け、独歩できるまでになりましたが、左手には麻痺が残っています。
リハビリテーション継続のため早期退職し、現在も定期的な通院をされている状況です。
相談から請求までのサポート
相談者様は麻痺による肢体障害での手続きを検討されていました。
リハビリの成果もあり症状は改善されているため、年金の受給は難しい状態でした。
人工血管置換術の施術と日常生活に支障があると判断された場合には3級が認められるため、心疾患での手続きを進めることになりました。
基本の障害認定日は初診日から1年半を経過した時点となりますが、人工弁を装着された場合は例外として、装着された日が障害認定日となります。
障害認定日から1年以上経過しておりましたのでこの方の場合には装着された日より3ヶ月以内の診断書と現在の診断書2通を取得し手続きを進めました。
結果
障害厚生年金3級(年間支給額約119万円)を取得、2年間の遡りで約238万円を受給しました。
お問い合わせ
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