アルコール性肝硬変で障害厚生年金2級を取得、年間約230万円を受給できたケース
相談者
男性(50代/無職)
傷病名:アルコール性肝硬変
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約690万円
相談時の相談者様の状況
会社の健康診断で肝機能障害がわかりました。しかし自覚症状がないため医療機関を受診しませんでした。その5年後、倦怠感、食欲不振、両下肢のむくみ、腹部の違和感といった症状が現れ受診。 アルコール性肝硬変と診断されました。肝臓移植も考えましたが断念し、定期的に治療をうけています。しかし糖尿病を併発したこともあり症状は思わしくありません。現在は仕事を辞めて療養に専念しています。
相談から請求までのサポート
体力はかなり低下し顔色も悪く、医師からはいつ亡くなってもおかしくはないと言われているそうです。そのため、一刻も早く年金をもらいたいと要望されました。
裁定請求までは迅速に行いましたが、審査に多少時間がかかってしまい、その間、ご本人からは「せめて1回だけでもいいから年金をもらってから死にたい」という弱弱しい声での電話が何度もあり胸が痛みました。
そんな矢先、2級の年金証書が届いたという嬉しそうな連絡を受けた時には、大きな使命を達成したような開放感を感じることができました。
心なしかご本人の声にも張りがありました。少しでも病状が回復し、長生きされることを祈念しております。
結果
障害厚生年金2級を取得、年間約230万円を受診しました。