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知的障害・自閉症スペクトラムで障害基礎年金2級を取得、年間約77万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/無職)
傷病名:自閉症スペトラム・精神発達遅滞
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約300万円

相談時の相談者様の状況

幼い頃から先生の指示を理解できない、集団行動ができないといった問題を抱えていましたが、周囲は変わった子どもだというくらいの認識でした。
高校卒業後就職しますが、周りとうまくコミュニケーションが取れず短期間で解雇されることが続いています。奇行も目立っていたため心配した両親に連れられて精神科を受診。検査の結果自閉症スペクトラム、精神発達遅滞と診断されました。
現在は日雇いの仕事をしながら暮らしていますが、日常生活の片付け、身支度、金銭管理などの生活面、経済面両面において両親の援助を必要としています。

相談から請求までのサポート

 面談には父親のみ来られました。
当初、診断書に書かれた病名は精神発達遅滞のみでしたが、療育手帳は交付されておらず精神障害者保健福祉手帳が交付されていました。
また、WAISⅢの検査報告書にはIQが70と知的障害にしては高い数値であり自閉症スペクトラム障害の可能性が言及されていたことから、日本年金機構より医師の見解を診断書に追記するよう指摘を受けました。
専門的な内容のためご家族ではなく当センターにて対応することにしました。
医師を訪問し趣旨を説明したところ、診断書に医師の見解及び病名(自閉症スペクトラム)の追記をいただくことができました。
協力的な医師のおかげで無事障害年金の受給が決まりました。

結 果

障害基礎年金2級を取得、年間約77万円を受給しました。

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