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双極性感情障害で障害基礎年金2級を取得、年間100万円を受給できたケース

相談者

女性(40代/無職)
傷病名:双極性感情障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
 

相談時の相談者様の状況

当センターのHPをご覧になりお問い合わせを下さいました。
障害年金のお手続きをしたいけれど、長年、様々な病院を受診していて自分の初診日がいつなのか分からないというご相談でした。
ご相談者様のご記憶の範囲で覚えている病院を時系列に沿って整理して頂き、初回無料相談を承りました。

相談から請求までのサポート

初回無料相談では約10年分のお薬手帳を持参して下さいました。
ご相談者様は他科の持病もあり同時期に複数の病院を受診していました。
その中から精神疾患の初診日と思われる病院を特定し、病院にカルテの保管有無を確認しましたが既に破棄されていました。
病院のカルテは5年を経過すると破棄しても良いことになっています。
今回のように初診から5年以上経過してお手続きを検討する方の場合、初診のカルテが破棄されていてお手続きが難航するケースもあります。
今回は2番目の病院もカルテが破棄されていたため3番目の病院に初診日の証明書に当たる「受診状況等証明書」を作成して頂きました。
出来上がった書類を確認したところ、ご相談者様が初診と思っていた病院の前に、3番目の病院を受診していた記録が出てきました。
実際の初診日は高校生当時であることが判明したため、「20歳前障害」でお手続きを進めることになりました。
当初、初診と思っていた病院は厚生年金加入中に受診していたため、障害厚生年金用の書類を準備していましたが、実際の初診日は20歳前だったため、年金事務所で一部の必要書類を取り直しました。
また、診断書作成依頼にあたっては現在のご病状や日常生活上の困りごとや具体的なエピソードを詳しくヒアリングし、参考資料を作成しました。
診断書作成のためだけでなく、ご自身の病状把握や今後の治療の参考になると喜んで頂く事ができました。
また、どのようなことで困っているのかをご家族に伝える際、「つらい」「大変」といった漠然とした状況ではなく、具体的なエピソードで伝えた方が必要な援助を受けられやすいことに気付いたとおっしゃっていました。
「病歴就労状況等申立書」についてはご相談者様の記憶と各病院から取得した書類を元に時系列に沿って整理しまとめました。
ご自身だけでは書類を作成することは難しく、事務代行を依頼して良かったと喜んで下さいました。

結果

障害基礎年金2級を取得、年間約100万円を受給しました。

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