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右室性単心室症、フォンタン術後、慢性心不全で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(30代/無職)
傷病名:右室性単心室症、フォンタン術後、慢性心不全
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級

相談時の相談者様の状況

当初はご自身で手続きを進めていましたが、初診日について悩まれ相談にお越しいただきました。
この方は先天性の単心室症により5歳で手術を行い、その後経過観察を続けていました。
しかし日常生活にそこまでの支障はなかったため、途中で通院を中断。
その後厚生年金加入中に不整脈により失神し、救急搬送されました。
現在も通院を継続していますが、症状により就労ができず経済的な不安を抱えていらっしゃる状態です。

相談から請求までのサポート

現在の病状が先天性単心室からくるものなのかどうかがポイントになりました。
因果関係があれば国民年金での手続き、因果関係なしとなれば厚生年金での手続きとなります。
経過観察を中断してから失神するまで10年ほど間が空いていたため、審査の結果によっては初診日が変更になる可能性もあると考えられました。
幸い、幼少期の病院と現在の病院は同じだったため、まずは診断書を作成してもらい因果関係の有無は主治医の医学的判断に委ねることになりました。
出来上がった診断書を確認すると単心室が原因との記載が見られたため、ひとまず20歳前傷病として申請を行いました。

結果

右室性単心室症、フォンタン術後、慢性心不全で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できました。

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