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心室細動で障害厚生年金3級を取得、総額約412万円を受給できたケース

相談者

男性(50代/会社員)
傷病名:心室細動
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
3年遡及額:約412万円

相談時の相談者様の状況

会社の健康診断にて陳旧性心筋梗塞で要経過観察と指摘されていました。
6年後、通勤前に強い疲労感に襲われ、体が思うように動かなかったため、産業医がいる病院を受診。
急性心筋梗塞と診断され、即時入院しました。
カテーテル血行再建術を受け、一時症状が安定しましたが、心室細動を発症したためICDを移植しました。
現在は通勤の負担を軽減するために自宅近くの職場に移り、体調に関する配慮を受けながら勤務されています。
電磁波の影響に注意しなければいけない点や内服薬との関係で特定の栄養素を含む食品の摂取を禁止されるなどの食事制限があり、日常生活全般でストレスがかかっている状況です。

相談から請求までのサポート

会社の健康診断で陳旧性心筋梗塞の指摘を受けておりましたが、仕事も日常生活も支障なく過ごしていたため、産業医の病院を受診した日が初診日となります。
原則、障害認定日は初診日から1年6か月経過した日となります。
しかし例外として、ICD、ペースメーカーなどの人工臓器を設置した場合は、設置した日が障害認定日となります。
現在通院中の病院に、ICDの植込み日をしっかり記載していただくよう念を押したうえで、診断書を作成いただきました。
最後に病歴就労状況等申立書をこちらで作成し申請しました。

 結果

障害厚生年金3級を取得(年額約134万円)、3年間の遡りで約412万円を受給しました。

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