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広汎性発達障害で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(20代/無職)
傷病名:広汎性発達障害
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約220万円

相談時の相談者様の状況

 日本人とチリ人の間に生まれ、5歳までチリで過ごしました。
日本での生活になかなかなじめず、言葉が出ない、集団行動ができないといった問題を抱えていましたが、周囲は本人の性格や環境の変化の問題と捉えていました。
AO入試で大学まで進みましたが単位がとれず留年。
その後も2年連続で留年したため退学しました。アルバイトでも単純な指示がわからずミスを多発しており、学習能力や社会能力の低さに何か障害があるのではないかと疑った父親が専門医を受診させ、結果発達障害と診断されました。
大学退学時から現在まで引きこもった生活が続いており、就労支援などの公的な支援を受けながら今後どのように社会参加をするべきか、家族も本人も模索しています。

相談から請求までのサポート

 父親と一緒に面談に来られました。
面談中もほとんど言葉を発することがなく、対人コミュニケーションの困難さが感じ取れました。
診断書の依頼時に医師にお渡しする参考資料を作成しましたが、対人関係の問題点を特に強調しておきました。
広汎性発達障害の方の場合、病歴就労状況等申立書は出生時から記載しなければなりませんので、幼少期からのエピソード等を父親の協力を得てヒアリングさせていただき、詳細にまとめることができました。

結 果

障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給しました。

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