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広汎性発達障害・ADHDで障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

男性(20代/無職)
傷病名:広汎性発達障害・ADHD
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約120万円

相談時の相談者様の状況

 ご本人様に代わりお母様がご相談にいらっしゃいました。
幼少時より発達に遅れがあり、地域の保健相談で医療機関の受診を勧められました。
初診の病院を受診されたのが25年以上前だったため、当時は明確な診断名が付かず、その後成人されてから改めて受診した病院で「広汎性発達障害」及び「ADHD」と診断されました。
現在は障害者に特化した就労訓練を受講中で、障害者雇用と障害年金で社会参加と自立を促したいとのご両親の希望がありました。

相談から請求までのサポート

 初診時のカルテの保管が危惧されましたが、当時受診した医療機関が2箇所あり、幸いにも2件目の病院に初診の病院と交わされた文書が保管されていました。
診断書の記載については、ご本人様が医師にご自身の生活上の問題点などを的確に伝えることが不可能であった為、お母様からお伺いした状況を詳細に書面にまとめ、参考資料として医師にお渡ししました。
結果、実際のご病状を的確に診断書に記載して頂くことが出来ました。
「病歴・就労状況等申立書」についても、日本年金機構のフォーマットだけでは伝えきれない具体的な問題点・エピソードを「別紙」として作成し、提出致しました。

結 果

 2級決定の通知が届き、ご両親様の不安が軽減されたとおっしゃって頂くことが出来ました。
障害を持つお子様のいる親御さんは、一様に両親が亡くなった後のお子様の生活に対する不安を強く訴えられています。
障害年金の受給により、焦らず、長い目で社会参加までの道のりを見守ることができると伺いました。

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