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筋ジストロフィー(顔面肩甲上腕型)で障害基礎年金2級を取得、年間約78万円を受給できたケース

相談者

女性(30代/無職)
傷病名:顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー・潰瘍性大腸炎
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
支給月から更新月までの支給総額: 約230万円談者様の状況

物心ついた時から両腕が上がりづらいといった症状がありました。中学生になるころには両腕が上がらなくなり高校卒業時も両腕が全く上がらない状態が常態化していましたが、潰瘍性大腸炎の症状に苦しんでいたため痛みの出ない両腕の治療は後回しになっていました。しかし次第に両腕に力が入らなくなり、整形外科を受診。精密検査の結果筋ジストロフィーと診断されました。潰瘍性大腸炎も悪化し、現在は人工肛門を造設しています。

相談から請求までのサポート

 筋ジストロフィーのほか潰瘍性大腸炎とうつ病も患いとても大変なご状況でした。
にもかかわらず、相談に行った市役所の担当からは「無理です」といわれとても落ち込んだ状態で相談のメールをいただきました。
手続きを進めるにあたり、うつ病の方でも請求しようと思いましたが医師の協力を得られず、結局、筋ジストロフィーと潰瘍性大腸炎のみでの請求となりました。
筋ジストロフィーの診断書を見たところ、思っていたよりも軽度で2級は難しいと思いましたが、病歴申立書の記載にあたり、診断書には記載されていない日常生活上の支障を列挙し、中学生の頃から10数年間も闘病していたことを強調したこともあってか何とか2級認定されました。
ご本人も一度市役所で断られたため、なかばあきらめかけていたところでしたので、今回の受給が決まったときには歓喜(?)のメールをいただきました。
(ちなみにこの方は遠隔地にお住まいのため、やり取りはすべてメール、電話、郵便にて行いました。)

結 果

障害基礎年金2級が認められ、年間約78万円を受給しました。

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